
読んでもらえる文章が書きたい

読んでもらった文章が、心を動かしてもらえたらいいな。
狙いどおりの反応を得られたら最高!
『現代広告の心理技術101』を読んでみました。アフィリエイターやセールスライターがおすすめしている本です。
反応を得る広告を作るための本で、消費者心理について書かれています。
広告の目的は、人に行動させることです。
人に行動してもらうために、どんな言葉をどのように使えばいいのか解説されています。

言葉のわずかな違いだけで行動が変わるなら、
どんな言葉を使用するよいのか知りたい!
相手に無理にお願いするのではなく、説得し、影響力を与えるテクニックが満載です。
読み手の心理を理解することによって、人に行動を起こしてもらいます。
読み手のことを第一に考え、行動を促す文章を書く必要があるWebライターにもおすすめな本です。
この記事では、通常書店には置いていない『現代広告の心理技術101』について
をお伝えします。
『現代広告の心理技術101』のポイント
「人は感情で買い、論理で正当化する」という人間心理に基づき、読み手の反応率が高い文章の作り方が紹介されています。
この本で学べること
- 消費者心理
- 広告テクニック
- コピーライティング
- 説得できるテクニック
- マーケティング
ポイント
- 刺激されると動かずにいられない人間の強い欲求がわかる
「生命の8つの躍動」や「人間の後天的(二次的)9つの欲求」
- 消費者心理にのっとり、データでも実証済みで効果的なセールステクニックが学べる
「消費者心理の17原則」「買わずにいられなくする41のテクニック」など
人間の強い欲求がわかれば、その部分を刺激するだけで人に動いてもらえる可能性が高まります。
説得力や影響力のある文章テクニックだけでなく、マーケティングから文字(フォント)や写真、色についてまで解説されています。
実際に使えるテクニックがわかれば、すぐに生活や幅広い業務にも活かせます。
読者理解が必要なWebライターにおすすめ
以下の内容がわかるので、Webライターに一読をおすすめします。
Webライターは読者に行動を促す文章を書くために、読者理解が必要です。
『現代広告の心理技術101』では説得のテクニックやコピーライティングが解説されており、対人関係や対面販売はもちろん、文章作成においてすぐに活用できます。
文章では反応を見てからの対応ができないので、相手の心理を理解し、先回りの対応が必要です。
読者の欲求を理解しないと、文章だけで読者の心を動かし、狙った反応を得るのは難しいのです。
マーケティングもわかる
仕事をする上で役立つマーケティングについてもわかります。マーケティングは売れる仕組みのことです。
以下のことができるので、Webライターはマーケティングの知識が必要です。
例えばオウンドメディアで記事を書く場合、クライアントが何を求めているのかがわかるようになりますし、制作しているコンテンツがどんな目的で書くことが必要なのかが分かるようになります。
『現代広告の心理技術101』の要約
時代が変わっても変わらない消費者心理
相手を説得するには、何よりも消費者心理を理解することが必要とされています。
人を説得する、影響力を発揮するのにはずせない、誰でも持っている基本的な欲求。
それが「生命の8つの躍動(LF8)」です。時代が変わっても変わりません。
「生命の8つの躍動(LF8)」に基づき、本のタイトルに変えただけで、売上が変わった実例を挙げています。
「生命の8つの躍動(LF8)」ほど強くない欲求もあります。
心理に基づいたテクニック
消費者心理に基づいたテクニックが満載で、広告だけの利用にとどまりません。
Webライティングにもうってつけです。
読者に対する根本的な理解と実際の文章に落とし込む技術なので、読んでおいて損はありません。
例えばお客様の声や権威がある人のお墨付きが必要なのかを理解し、納得できます。
ホームページやブログ、ランディングページの設計などにも参考になります。
私は広告やランディングページ、ブログなどをみて、どうしてこんな構成になっているのか、こんな文章表現になっているのか理由がわかるようになりました。

自分の経験値が上がっていくのを感じました
するとそれまで全く分からなかったのに、他の文章を見るだけでも参考になりはじめます。
参考になれば、いい部分を自分の文章に落とし込みやすくなります。
消費者心理は本文でも活用されています。
目次をご覧になれば、見出しが読みたくなるように作られていることがわかるので、興味のある方はご覧ください。
悪用厳禁?
「現代広告の技術101」には、気になる「悪用厳禁」の文字。
消費者心理に基づいて、人を動かせるから「悪用厳禁」なのです。
人間心理の「恐怖」を刺激して、購入してもらう文章が紹介されています。
例えば商品紹介の前にこんなコピーがかかれていたら、どうしますか?
ダニの侵入を防ぐ枕の紹介です。
どんなに洗濯しても、あなたのベッドは虫の温床だ。
こんな文章からはじまり、
実は、2年間使用した枕の重さの10%は、ダニの死骸とその排泄物だということをご存じだろうか?
つまり、あなたは、毎晩ダニのトイレの中で眠っていること。
「そしてこれを解決した枕はこれだ」

たしかにこんなコピーが書かれていたら、不安になって購入しちゃいます
マーケティング(ダイレクト・レスポンス)も学べる
消費者心理に基づいた実際に使って効果のあったテクニックを解説しているのは、ダイレクト・レスポンス広告の第一人者、ドルー・エリック・ホイットマン。
しかもデータでも実証済みの手法が書かれています。
紹介されているコピーライティングには、文章だけで効果があったものもあります。
ダイレクト・レスポンスとは、情報を発信し、相手のレスポンス(反応)を重視する手法です。
商品に反応のあった人にアプローチするので効率的な売り込みができます。
例えば魅力的な言葉でセールストークを行い、「今すぐお電話を」と電話注文に誘導するテレビショッピングが有名です。

ジャパネットたかたが有名!
商品を買いたいと思う「見込み顧客」にアプローチするので、無理に売り込むことなく、欲しい人に売ることができます。売り手と買い手どちらにもメリットがある方法なのです。
ダイレクト・レスポンスでは、「集客」「教育」「販売」の段階的なセールスを行います。
商品やサービスに興味がある人を「集客」し、集めた見込み客に「教育」し、「販売」といった目的(コンバージョン)を達成というセールスです。買わずにいられない心理状態にする必要があります。
もちろんWeb上でも有効な方法です。
Web上のみで行う場合は、対面なしで相手を反応させる技術が必要です。
反応させられれば、Web上に広告文章を出すだけで24時間働く営業マンやセールスマンがいる状態であり、文章だけで売上を増やすことができます。
『現代広告の心理技術101』のデメリット
ちょっと難しい
アメリカの本なので、ちょっと翻訳チックです。また消費者心理やテクニック、コピーライティングの手法を網羅的に書かれていて、一度に理解するのが難しかったです。

ブログで活用しようと思っても、うまく実践できません
実践で役に立ちましたという口コミがありましたが、実際に使用するには難しいです。
ネットで解説している人も多いので、私は解説を読んでから書籍を読んでいます。
わかりやすく、文章表現や文章構成を中心に解説したコピーライティング本もあるので、すぐに文章に反映させたい人はそちらの本をおすすめします。

『セールスコピー大全:見て、読んで、買ってもらえるコトバの作り方 』
はわかりやすいのでおすすめ!
電子書籍がない
場所を取らず、便利な機能もついているのでおすすめな電子書籍。電子書籍は一切ありません。
私は書籍でも不便を感じませんでした。
難しいので何度も読み返す必要があり、重要なところや使いたいところを付箋で貼っておき、必要なときすぐに手にとって読むことができたからです。
どうしても電子書籍を手に入れたい人は、スキャナーで電子書籍にする方法があります。
参考:電子書籍にする方法
ダイレクト出版で購入するのがおすすめ
書店では販売していません。Amazon、楽天、メルカリなどで販売しています。
私はダイレクト出版からの購入をおすすめします。
購入するメリットやダイレクト出版とはどんな会社なのかについてお伝えします。
ダイレクト出版とは
ダイレクト出版は出版会社なのに、書店で売らないという、一風変わった戦略をとっています。
ダイレクト出版は、格安で書籍を売って次のセールスにつなげる戦略なのです。
書籍を購入するときに、メールとパスワードでログインできる自分のアカウントが作られます。
ダイレクト・レスポンス・マーケティング専門のニュースレターを発行する会社として、2006年創業。
「本が売れない時代」にもかかわらず、業績を上げ続けているそう。
書籍だけでなく、オンライン講座やセミナーなどの取り扱いがあります。
ダイレクト出版はあやしい?
ヤフー知恵袋や口コミに以下のようなものを発見しました。
- セールスされる
- 販売方法が特殊
- 口座から何度も引き落とされた
結論からいって、私はあやしさを感じませんでした。
ただし、セールスはたくさんされます。
最初のサービスや商品が格安で購入できる代わりに、長くサービスや商品を購入してもらおうという独特な販売方法です。
私は最初の格安商品だけ購入し、必要なければ購入しませんでした。
何回かメールは送られてくるのですが、それだけです。
ちょっとでもセールスされるのが気になる人は、Amazonや楽天などダイレクト出版以外の購入方法をおすすめします。
1冊買っただけなのに、何度も引き落とされる、お問い合わせをしても無視されるという口コミも。
私は何冊か書籍やほかのサービスも利用しましたが、購入した書籍だけの引き落しのみでした。
振り込み口座や購入状況は個人のアカウントで確認できます。心配な方は要確認です。
お問い合わせも簡単です。アカウントからお問い合わせができます。
私はお問い合わせもしましたが、24時間以内に返信があり、対応も丁寧でした。
※サービスによっては、毎月1冊書籍が配送されるものもあります。
ダイレクト出版で購入するメリット
送料無料で他より安い
ダイレクト出版の書籍の金額は、メルカリや中古、Amazonや楽天より安い金額でした。
現在は送料無料の990円です。キャンペーン中で安くなっています。
ただし、この金額よりメルカリや中古販売で安い金額の場合もあります。
返金保証制度あり
もし購入したものの満足できなければ、90日まで返金ができます。
購入して期待通りでないのであれば、返金を申し出るのも一つの手です。
ダイレクト・レスポンスが学べる
ダイレクト出版は実際にダイレクトレスポンスを行い、売上を上げています。
書籍を購入すると、メルマガなどが送付され、実際にセールスを受けることができます。
私はとても勉強になりました。

現代広告の技術101の技術も使われている!
最初購入の書籍が安い、満足できない場合の返金保証、セールスが何度も来るのは、実はダイレクト・レスポンスの手法、そのものです。
セールスレターなどの文章そのものはもちろん、マーケティングの仕方が参考になりました。
他のサービスとして、Webマーケティングやコピーライティングの講座、セミナーなどがあります。
まとめ
『現代広告の技術101』はWebライターにもおすすめの本でした。
読者の反応がえられるコツがわかりますが、少し難しいです。
ダイレクト出版で購入すると、他にはないメリットが多いのでおすすめです。
気になる方は、チェックしてみてください。
ダイレクト出版がどのように販売しているのか秘密がわかります。
現代広告の心理技術101