文章力が足りないから、文章が書けないと思っていませんか?
実はリサーチが足りていないからかもしれません。
ネットだけに頼ると、文章を書くのに十分な情報を得られません。
上位10記事を読んで、同じように作成するのはもうやめましょう。
このままでは誤りのある情報を記載してしまったり、必要な情報が抜けてたり、場合や著作権侵害になったりする場合もあります。
この記事では
- リサーチの重要性
- 情報不足で起こること
- 効率的なやり方
をお伝えします。
この記事を読めば、効率的で質の高いリサーチができるようになるはず。
ぜひ最後までご覧ください。
書けないのはリサーチ不足が原因
リサーチが足りないと、以下のような問題が発生します。
- 文章の構成が作れない
- 書けない
- 読者に寄り添えない、読者の悩みを解決できない
- 間違った情報を流す
- 読者の反発を引き起こす
- 文章の内容を理解してもらえず、離脱がおこる
- 論理が破綻する
リサーチによって、構成、書く内容が決定します。
そもそも記事の目的は、情報を伝えることです。
『何』を『どう』書くか、の『何』を集めるのがリサーチ。
書くことは、リサーチありきなのです。
リサーチを行う3つのコツ
ここでは、リサーチのコツを3つお伝えします。
1.ペルソナを設定する
ペルソナとは、記事を最も読んでもらいたい読者像のこと。
どんな人がこの記事を読むのかを想定しないと、何の情報が必要なのかわからないからです。
ペルソナを設定すれば
- どんなことに困っているのか
- 何があれば解決に繋がるのか
がイメージしやすくなります。
2.根拠のある・信頼できるデータを集める
情報は根拠のある・信頼できる必要なデータを集めなければなりません。
具体的には以下のことが必要になります。
- 書籍等を含めて情報を体系的に学ぶ(基礎知識をまなぶ)
- 国・病院・研究機関などの情報を参考にする
- 一次情報を集める(アンケート・インタビュー・取材・自分自身の体験)
- 情報源の信頼性を確認する
- 目の前の情報をうのみにしない。
- 何度もリサーチの訓練を行い、情報が偏っていないかフィードバックをもらう
- 常に情報をアップデートする(例えば1年前の状況と、同じとは限らない)
人はだれでも思い込みがあります。自分の思い込みに気が付かずリサーチしてしまうと、偏った情報しか集まりません。
自分だけだと思い込みに気が付かないので、必ず誰かのフィードバックが必要になります。
集めた情報は情報の一部分だけなので、書く前に情報を体系的に整理することが必要です。
情報を整理するとは、情報同士のつながりを確認し、情報の全体像をつかむことです。
私たちは通常自分が欲しい情報だけを集め、ほかの情報があっても無視します。
その結果、事実と違った思い込みが生まれ、それを事実として認識します。
これを確証バイアスといいます。
自分のバイアスがかかったまま情報収集しても、正しい情報が集まらない、書けません。
自分のバイアスは外からの情報から、または他人に指摘してもらわないと、気がつかないのです。
つまりフラットな視点を持つことを心がけ、さらには情報の更新も必要です。
何度も何度もリサーチすることで、情報を判断する思考力と経験による軸を鍛えられます。
3.ペルソナに向けて伝えやすい形にデータを整理し直す
情報の全体像をつかんだら、情報を整理し、読者に必要な情報が伝わりやすいよう組み立てる必要があります。
読者に伝わる文章にするために、読者が分かりやすい順番に情報を整理する、文章の構成が重要です。
情報の取捨選択を行い、読者の必要な情報のみを内容に盛り込みます。
例えばWebライターをはじめたい人をペルソナにした場合、「Webライターをやめる方法」は読者が混乱してしまうので、不要な情報です。
リサーチにはロジカルシンキングが必要
Webライターの文章は、読者に伝わる文章にするのが肝。
そのためには、論理的な文章であることが求められています。
論理的な文章とは、展開の飛躍がなく、一貫性があり、読者が納得できる根拠がある文章です。
文章を論理的にするためには、リサーチの段階で論理的な思考、つまりロジカルシンキングが必要です。
例えば情報があっても、導きたい結論にするには根拠が足りない場合があります。
逆に必要のない情報も書いてしまい、理解のさまたげになってしまうことも。
論理的文章が書けるためには、情報の過不足はないかの確認も必要です。
まとめ
文章作成はリサーチが重要です。
ネットにある記事をたくさん収集したから完了ではありません。
中途半端なリサーチでは文章作成のあらゆるところに影響し、良い文章を作成できないでしょう。
読者をリサーチし、読者がわかりやすい順番に伝えたい情報を整理し、記事を作成します。
正しいリサーチを何度行って経験を積み、フィードバックをもらって改善することが必要です。